塗装治具
板金マスク治具、樹脂マスク治具との違い
マスク治具の種類
電鋳マスク治具
電鋳技術を利用したマスク治具です。複雑な形状や、見切り品質の高い製品に向いています。
板金マスク治具
板金、溶接技術を主として製作するマスク治具です。見切り精度は電鋳マスク治具には及びませんが、比較的安価で早く製作する事が可能なので、見切り精度を要さない製品に向いています。
樹脂マスク治具
樹脂成形により製作するマスク治具です。見切り精度は電鋳マスクよりも劣りますが、アタリ傷が付き辛い為、見切り形状がシンプルな製品に向いています。
比較表
項目 | 電鋳マスク治具 | 板金マスク治具 | 樹脂マスク治具 |
---|---|---|---|
複雑形状 | 対応可能 | 形状により対応可能 | 形状により対応可能 |
精度 | 非常に高い | 板金加工 機械精度による |
樹脂加工 機械精度による |
見切り | 常時 安定したラインが出る |
安定したラインが出る | 安定したラインが出る |
コスト | 精度を出す条件による | 大量生産により 低減可能 |
大量生産により 低減可能 |
耐久性 | 洗浄により、半永久的 | 洗浄により、半永久的 | 数回使用で廃棄 |